昨日は糸島市が主催する「トップアスリ-ト・スポ-ツ教室」がありました。この教室は糸島市がジュニアの技術向上と健全な育成を目的に開催されていて、今年の種目は卓球です!
教室の内容は、世界で活躍したトップアスリ-トを招いての講演会や技術指導になりますが、今回の講師は平野早矢香さん。卓球界では有名な方で、全日本選手権で女子シングルス通算5回優勝、ロンドン五輪女子団体で銀メダル(日本女子初メダル)、東京での世界選手権団体で銀メダルと輝かしい戦績を持ち、また現役時代は試合中の眼光鋭く闘志あふれる姿から、通称「卓球の鬼」と言われていました。現役を離れてからは、そのチャ-ミングな笑顔と熱心な技術指導、高い人間性で人気の講師であります。私は糸島市卓球協会の一員として、昨日は会場準備、今日は技術指導時の補助、後片付け要員として参加させて頂きました(講演を聞けて役得です(*^^*))
さて、平野さんの講演会。卓球を始めた5歳から現役を引退する31歳までの26年間に経験した事を、中学生、小学生に出来るだけ沢山、分かりやすく伝えようと一生懸命お話しされる姿に素直に感動しました。一時間の講演の内容を要約するのは難しいですが、折角なので平野語録的?に箇条書きで紹介させて頂きます。
・何事も自分で決断する。そうすれば結果に言い訳や後悔は全くない。
・強くなるためには目標を明確にして、昨日の自分を少しでも超える努力を日々続ける事。
・結果を出すには準備をすること。準備とは目標達成のために、①相手を分析する②戦術を決める③戦術を実行できるスキルを磨くことである
(準備の具体例としてお話された事)北京五輪では準決勝で敗退、メダルをかけた3位決定戦でも敗退し4位➡失意のもと帰国した空港での扱い(メダリストとの大きな差)の悔しさから、ロンドン五輪にも出場して必ずメダルを取ると全員で誓い合う
【メダル獲得のために4年間準備したこと】
①日本女子のチームランキング5位をロンドン五輪までに2位にランクアップする。(中国と決勝まで当たらないために)
②準決勝で当たるだろう国(韓国、香港、シンガポ-ル)の代表選手(12人)を細かく分析(サーブレシ-ブ、性格、勝負所のパタ-ン、プレ-の弱点等々)。
③目標達成(メダル獲得)のために、上記の国のどの代表選手と対戦しても全員が勝てるよう、4年間毎日強い気持ちで練習を継続した。➡結果、準決勝で勝利、決勝で中国に負けたものの銀メダル獲得
というお話でした。若干うろ覚えな点がありますが、恣意的な表現はしておりませんのでご容赦ください💦
また、講演会後の技術指導も熱心に指導して頂き、ヒライの生徒達(小学生)も刺激を受けたようで目がランランとしておりました(表現が違うかも💦)
私も刺激を受けたので「、自分で決断、日々成長、しっかり準備」を忘れずに頑張ります!